ゆるゆるダイエットの新定番? FitBoxing2 レビュー
フィットボクシング2やってます
FitBoxing2 (フィットボクシング)をプレイしましたので、
ざっくりレビュー…というか感想的なモノをつらつらと。
インドアな自分ですが体感ゲーム結構好きなので買いました。
1はやっていないのですが、気になってたんですよね。
あ、まだリングフィットもやってますよ! たまに。
もちろん FitBoxing2は、リングフィットコントローラは必要ありません。
Switchを買った時についてくるストラップを付けて遊びます。
そうそう、ストラップ無くしてませんか?
ぼくは普段使わないのでめちゃくちゃ探しました。
引き出しの奥に突っ込んでたせいで、記念すべき初プレイ日は
「ストラップを探す運動」をして終了するはめに。整理整頓って大事。
前作を未プレイなのですが、どうやらいろいろアップグレードしているようで、
一緒にプレイしてくれるインストラクターキャラクターが増えているのが特徴です。
っていうか声優さんが豪華ですよ!
声優さんに詳しくない自分でもわかります。
あ〜いいですね〜。他にも石田彰さんなんかが担当されてたりします。
(なんとなく声優が声をあてたカーナビがあったのを思い出しました)
もちろん、ぼくは美少女のベルナルドさんを選びましたよ!(CV大塚明夫)
まあ前作も居たみたいですが。
継続させるための細やかな気配りが盛りだくさんの構造
さて、肝心のゲーム内容ですが!
率直に言うと「普通」
想像通り、というか…たぶんこんなゲームかな?
って想像したらその通りだと思います(てきとう)
誤解なきように言っておくと、つまらないわけでは無いです!
ただ、リングフィットのような(シュール)ストーリーやキャラクターはなく、
どちらかといえばダンスダンスレボリューションに近いような。非連続的プレイ感?
初回から数回目のプレイまでは「まあこんなもんかな〜」くらいだった気がします。
面白くなくはないのですが、目新しさはないし。
正直なところ、これ続けられるかなーと不安になってました。
が
気づけばやってたんですよね~。毎日。
とはいえハマった…という状態とも言い難い。なんだろ?
FitBoxing2は、なぜか「やっておこうかな」と思わせてくれるんです。
なんとなく、とりあえず、いちおう、すこしだけ。
……的な?
そんなノリでやっているうちに、1回30分程度ですが
20日以上連続でプレイできていました。
びっくり。気づいたら習慣化みたいな。
とりあえず言えることは、
このゲームの魅力は「快適性」だということ。
なんというか、FitBoxing2って、リングフィットのように「やるぞ!」と
どっしり腰を落ち着けてストーリーを進めつつ運動……
といった気構えが全然いらないんですよね。
インスタント感というか。ストレスがない(運動自体はストレス)。
さっとプレイしてやめられる。
お手軽なので、とりあえずやっとくべか〜! とプレイ。
それを繰り返しているうちに習慣化させられてしまう。
とにかく始めやすくて終わりやすい。
なかでも導線が秀逸でして。
スマホゲーのようなつくりをしています。
このゲームでは面倒な注意事項や事前の設定がほとんど無く、
とにかくプレイ(運動)までが早い早い。
個人的にこういったフィットネス系ゲームは起動したら即座に運動させてくれ〜
と思っていたので、かなり好印象でした。
「デイリー」という自動でトレーニングコースをつくってくれる機能があり、
開始からAボタン(決定)連打で即座にフィットネスが開始できるので
なにをプレイするかを悩む必要もありません。
始めるまでに必要なボタン押下回数がかなり少ないのも素晴らしい。
(初回設定を除けば)1分以内でスタートできるかも?
まあそれは言い過ぎかもしれないですが、とにかく早い。
ぼくのようなものぐさ人間にはぴったりです。わかってるな〜。
さきほどプレイ感は普通、と言いましたが、テンポだけで考えると
プレイ内容もかなり良い印象です。初めから終わりまでサクサクできる。
例のインストラクターが励ましたり気合をいれてくれることもあり、
30分程度なら苦もなくこなせてしまいます。
テンションがあがる曲が多いのもなにげにグッド(オリジナル曲が好き)
コースの区切りもわかりやすく、最後にベストスコアや
カラダ年齢を判定してくれるのも好みでした。
次はスコアを超えてやろうと思わせてくれます。
ちなみに、ぼくはカラダ年齢20歳!!
……これからこの年齢として生きていくことにします。
さらに継続率を保ってくれたもののひとつに「スタンプ機能」があります。
いや下手したらいちばんの要因かも?
このゲームは少しでもプレイすると、メイン画面のカレンダーにスタンプがつく
のですが、これがとにかく途切れさせたくないと思わせてくれます。
そんなんかい! と思われそうですが、結局コレなんですよね。
埋まっていくのが気持ち良い(というか埋まらないと気持ち悪い)。
くっ、こんな安直なもので喜んでしまうなんて!
という感じではありますが。
あらためてログインスタンプを考えた人は天才だなと思いました(今更)。
このゲーム、言ってしまえば
全体的に「よくある機能」が入っているだけともいえるかもしれません。
しかし、ことフィットネスゲームにおいては、こういった継続させるための
快適性が重要なのかもしれないなぁと気付かされました。
良くも悪くも運動強度は自分次第
FitBoxing2で気になった点があるとすれば、
どれほど効果を得るかが自分次第ということかも。
というのも、このゲームではリングフィットコントローラなどと異なり
力の入れ具合までは感知しきれないんですよね。
(リングフィットは力の入れ方が甘いとOKにならない)。
取り組む「姿勢」のようなものは検知できない。
つまりタイミング(腕の振り具合)だけが判定されるんです。
まあ、当然ちゃ当然かな。
そのため、真剣にストレートを振り切っても、だらだら振り切っても、
タイミングさえ合えば「Just(合っている)」として判定される。
もちろん前者のほうがしっかりカロリーは消費するはずなんですが。
しかも、フックやアッパーという指示も、あくまで表示だけなので
タイミングだけしっかり合えば、すべてジャブでも「Just」が取れてしまう…!
究極的には手首さえ動けばオールジャストもなんとか…?
そんな仕組みのため、このゲームでフィットネス効果をしっかり感じたければ
「自分をきっちりルールで縛る」ことが求められるんです。
良くも悪くも自分次第ということですね。うーん。
正直なところ当初は、これどうなの? という感じでした。
しかし突き詰めると、これはこれでアリな設計なのだろうと思います。
おそらく曖昧なくらいが良いんです。
毎日強い負荷を強制されるより「今日は疲れてるし、流し気味でやろうかな」
と、適度に自身で負荷を調整できるほうが、最終的には続けられるんだろうと。
もしプレイのたびに力の入れ具合を検知されていたら、
(ぼくの場合)おそらく続かなかったんじゃないかな?
運動は継続が大事と言われますし、たまにやるような状況よりも
それなりでもいいので、続けられるほうが効果はありそうです。
ゲームの素晴らしい点として挙げるほどでもないのかもしれませんが、
ほどよく「いいかげん」にできるのも、このゲームの魅力のひとつなのかも。
逆に、もし毎回しっかりと管理してもらいたいという方は、
リングフィットの方が断然おすすめです。あれは気が抜けない。
ちなみに、真剣にやればかなり疲れるのは間違いありません。
毎日1時間スピンバイクをこいでいたので体力はそこそこ自信があったのですが、
調子乗ってモリモリやった結果、ベッドから起き上がれないくらいには
疲れと筋肉痛に襲われました。はい。
感想おわり
感想はひとまず以上です!ざっくりと!
おおむね買ってよかったと思っています。満足。
まだまだ続けられそうな予感はある。
あえて要望があるとすれば、
デイリーでランダム設定される曲を選べるようにしたいということくらい。
出現する曲としない曲を設定できたらいいのにな~と。
運動はしたいけど、こんなご時世だし、
冬は寒くて外歩きもウォーキングデッドだなぁとか
憂鬱になっちゃう方には容赦なくオススメできます!
ちなみに、基本的に上半身の動きやスクワット的な動きが多いため
マンションなど集合住宅でも大丈夫ですよ!たぶん!
体験版もふつーに遊べたので、まずはそっちをプレイしてみるのが良いかも。
では!